製品情報

金属セラミックコーティング

 医材開発製造
 
 
金属セラミックコーティング
 
この技術は、液体処理により金属表面に結晶性の高いセラミック層を発生させ、金属とセラミックの特性を結合しています。金属は熱伝導性が高く、セラミックはフォノンの働きによって、元より放熱性が高いのに加えて、この工程で形成されたセラミックは多孔性なので、表面積が大幅に増えて抜群の放熱効果を発揮します。したがって、金属複合セラミック材は高出力、高ワット数の電子、光電ユニットに使われます。セラミック皮膜の優れた電気的絶縁、硬度(>1000Hv、酸化層の厚みによる)、耐食性(>48hr 塩水噴霧、酸化層の厚みによる)により過酷な環境や、一般的な工具の皮膜に使われます。酸化層の化合物によって色が異なり、白、黒、深緑、ワインレッド、イエローレッドなどが開発されています。表面処理の難しい鋳造品でも相応のコーティング効果を得られます。
 
 
貴金属コーティング技術の応用先
 
  • 通信工業:衛星通信、無線通信、家電等。
  • 精密機械:カメラ、時計の部品、歯車、プローブ、機械パーツ等。